「後悔しない超選択術」 著者 DaiGo を読んで感じたこと・感想
以前からメンタリストDaiGoさんをテレビで見るたびに人の心理がすべてわかっているのではないか、っていうくらいすごい人だと思っていました。
そして自分自身が本を読むようになってから、本屋さんで色んな本を見ているとDaiGoさんの本が目にとまりました。
「DaiGoさんって本も出しているんだ」
全然知りませんでした(;'∀')
それと同時に、「この人の考え方や思考回路が知れる!!」と思いました。
この本がとても気になり、気が付けば買っていました。
著者情報 メンタリスト DaiGo
幼少時は8年間に渡りいじめを受けていたが、母親をバカにされた怒りで突発的に工作室に落ちていたナタを投げてから周囲の反応が一変し、それがきっかけで自分の行動一つで世界は簡単に変えられると考えるようになったという[3]。
大学では、人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系材料科学を専攻。大学在学中にイギリスのメンタリスト、ダレン・ブラウンのパフォーマンスに影響を受け、人間心理を読み、誘導する技術(曰く「メンタリズム」)を学び始める[2]。その後、大学院を中退し、会社を立ち上げ、現在の活動に至る。人生の最終目的を「自身の知識の最大化」としており、そのため[要出典]読書費用に月100万円以上かけているという[4]。
本の概要・読んで欲しい人
人生を左右する選択は1日に70回。
ん??
そんなに人生を左右する選択を自分は今までしてきたのか??
正直この本を読むまでは小さな選択をこんなにもしてきたことさえ気づいていませんでした。
自分が今いる場所は小さな選択の繰り返しでなっているんだな(´・ω・)
自分もそうなんですが、特に優柔不断な人に読んで欲しい本です!!
何か選ぶときってどれが1番いいかを考えがちですよね・・・。
そりゃそうだろという人が多いと思いますが、この本ではその考え方を根本的に変えてくれます。
そして読み終わったときには選択する考え方が変わりました!!
後悔しない選択とは?
未来に何が起こるかわからない以上、選択に正解はない。
人は誰しも何かを選択するときに何が正解かを考えてしまう。
心当たりがある人が多いんではないでしょうか?
なぜなら自分もその1人だから(;・∀・)笑
例えば、付き合ってない人との初めてのデートでお店を選ぶとき。
和食、イタリアン、フレンチ、中華、どれを選ぶか悩みますよね??
ではこの中で正解は何なのでしょうか?
相手は「何でもいいよー」なんて言っても、どうしても悩んでしまいますよね。
でもこの中での正解は何なのでしょうか?
不正解は何??
おそらくどれを選んでもたいして変わらないんです。
どれがベターかはあるのかもしれませんが、ベストな答えはないんですよね。
なぜなら、選んだ答えの結果しか知ることができないから。
要は答え合わせができない訳です。
選択が多ければ多いほど可能性が広がるという誤解
選択肢が多いとそれだけ可能性が広がる!!
そうやって考えるのが普通ですよね・・・
自分もそう思ってました。
でも人間て選択肢が多ければ多いほど、選択することに疲れてしまい、結局はいつもの選択に逃げてしまう習性があるそうです。
こういった意味では選択肢をを広げれば広げるほど、可能性が狭まってしまうともいえるのかもしれません。
時間をお金に換算することで自分の時間の価値が見えてくる
自分の現状で稼いでいる給料を時間に換算することで、今やるべきことの判断基準になる。
今やっている1分、10分、1時間の価値を認識することで、今やろうとしていることは本当にやるべきことなのかの判断基準になる。
人は今の感情をベースにして、その延長線上に未来を想像してしまう。
「受験に失敗した」「恋人にフラれた」「財布をなくした」
そんなときって、まるで世界が終わったかのような感情になってしまうことってありますよね?
でもその時の出来事って、時間がたてば大したことないことが圧倒的に多い。
でも、「今」起きている出来事がまるで全てかのように思ってしまう。
「今」起こっていることを冷静に受け止めることが大事。
サンクコストバイアス
人はコストを回収したがる。
例えばギャンブルで負けているときの心理でいうと、
どんなにお金を入れていても、冷静に考えれば今やめた方がいい。にも関わらず、負けた分を回収しようとする心理。
過去に支払ったコストがもったいないと思ってしまう。
ではどうするのか??
↓
今に目を向ける
今どうすれば1番いいかを冷静に考える。
トーナメント方式で脳の負担を減らす
選択肢が多いと考え過ぎてしまい、脳は疲れてしまいます。
そうすると最終的に冷静な判断が出来なくなります。
それを無くすためには、トーナメント方式が効果的。
トーナメント方式とは?
多くの選択肢の中からランダムに2つずつ選び、どちらがいいのか選んでいく方法です。
そうすることにより、脳への負担は減り、最終的に「あれが良かった」ってことがなくなります。
まとめ・感想
自分がこの本を選んだ理由は、自信が優柔不断で選択するのが苦手だったからです。
この本を読んでみて自分に当てはまることがいくつもあり、自分の考え方を客観的に見ることが出来ました。
そしてあらゆる場面で選択する時の考え方が変わりました。
慎重に判断しないといけない場合も、もちろんありますが、たいていのことはそこまで深く考えず判断するようにしています。
なぜなら、ベストな選択はないんだから。
正確に言えばベストな選択はわからないなんですけどね('ω')
とても勉強になり、面白い本でした(^^♪