ギャンブル依存症に保険適用へ!何故今このような方針を??
保険が適用するもの、保険適用外のもの、世間では認知されているものから認知されていないものまで様々です。
最近でとても話題になり、私自身も興味を持ったものがあります。
それは「ギャンブル依存症治療への保険適用」というものです。
そもそもギャンブル依存症治療とは何なのか?
なぜ今になってギャンブル依存症の治療の保険適用を決定したのか?
他に保険適用にする治療があるのではないか?
あらゆる点からこの方針について考えていきたいと思います。
ギャンブル依存症とは何か?
ギャンブル依存症とはパチンコ、パチスロ、競馬などに多額のお金をつぎ込み生活に支障が出るほどにのめり込んでしまうことです。
日本では昔からギャンブル依存症が深刻な問題になっています。
その背景には身近な場所に数多くのパチンコ、パチスロ店が存在するからです。
海外ではカジノはあるものの、日本のようにどこに行ってもギャンブルができる環境がないのです。
このように誰でも立ち寄れる身近な場所にパチンコ店が存在する限りギャンブル依存症はなくならないでしょう。
なぜ今になってこの方針を固めたのか?
昔からギャンブル依存症は深刻な問題だと認識していたのにも関わらず、なぜ今になってギャンブル依存症を保険適用にする方針を固めたのか?
カジノ法案の成立
観光産業、地域経済の活性化、財政改善などが目的とされています。
メリットとしては海外からの観光客が増え、地域経済、財政の活性化が見込める。
デメリットとしては更なるギャンブル依存者が増えるのではないかと懸念されています。
カジノ事業反対に対しての抑止力
ただでさえギャンブル依存が深刻な問題になっている中で、カジノ法案の成立、カジノ事業が開始となると、さすがに世間が黙っている訳がありません。
ギャンブル依存者の増加から治安の悪化につながることも懸念されます。
そこでとった措置がギャンブル依存症の保険適用。
さすがに強引な気がしますが・・・(´・ω・)
ギャンブル依存症が深刻な問題なのは確かですが、その対処方ですよね。
ギャンブル依存症をいくら保険適用にしても、その根源をなくさない限りギャンブル依存はなくならないと思います。
ギャンブル依存をどうこうよりも、パチンコ店をなくすことを考えた方がいいのではないでしょうか??
他に保険適用にするべき治療があるのではないか?
ギャンブル依存は確かに病気です。
ただそこを保険適用したからといいって根本的な解決にはならないと思います。
ましてや更にカジノを建設するなんて・・・。
こんな矛盾があっていいのでしょうか。
保険適用外にこんなものがあります。
不妊治療。
少子高齢化で子供を作れと言うくせに、子供を作る環境は整えようとしない。
子供が欲しくてもできない人への支援よりも、目の前の財源確保の方が大事なのでしょうか?
まとめ
ギャンブル依存症が病気で、深刻な問題なのは確かです。
なのになぜカジノの建設なのか?
そのうえギャンブル依存症への保険適用。
この矛盾、違和感はなんなのか・・・
そして不妊治療は保険適用外。
本当に国民の為にしているのであれば間違っている。
ギャンブル依存症をなくすのは保険適用で治療するのではなくパチンコ店をなくすこと。
そして保険適用は、不妊治療や出産費用にするべき。
誰が考えてもわかること。
なぜ国のトップがわからない?
まぁ、あくまで個人的な見解です(^^;)