「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」 西野亮廣 を読んだ感想
以前に堀江さんと西野さんの「バカとつき合うな」を読んで、西野さんの本を無性に読みたくなったので買いました(^^♪
「バカとつき合うな」を含め、西野さんの本を読んだことで「西野さんってこんなに頭がいい人だったんだ」と初めて知りました。
なぜ西野さんが頭がいいと思ったのか?そしてこの本をどんな人におすすめかを書いていきます。
なぜ西野さんを頭がいいと思ったのか?
数多くのお笑いコンビが次々とテレビから姿を消していっている中、「キングコング」もその類の芸人だと思っていました。
たまに出てくるニュースで、「キングコングの西野が絵本を描いている」みたいなのを見てはそんなことやってるんやーくらいの感じでしかとらえていませんでした。
SNSなんかで「西野さんのフェイスブックが炎上した」なんかのニュースを見ると「西野は何やってるんやろ」みたいな感じでその当時は見ていました。すいません。。。
自分はTwitterをやり始めたのが最近なんですが、西野さんの話題や本のことなどをよく目にすることが増えました。
この本を読んでわかったことなんですが、全て西野さんの戦略通りだったわけです。
西野さんはこの本でこんなことを書いています。
自分1人で稼働し、1日=24時間 届けられる範囲には限界がある。
自分の時間を増やすとなると、あとはもう、他人の時間をいただくしかない。
「ワイドショーに出るのではなく、ワイドショーの出演者に自分の話をさせる」
まさに僕は、西野さんの直接的な宣伝をテレビで見たわけではないのに、間接的な宣伝でこの本を買ってしまった訳です。
恐るべしメンタリスト西野・・・。
気になった 語録
お金=信用証明書
お金とは信用を数値化したもので、信用があればお金が集まる時代に変化している。
「クラウドファンディング」って知ってますか?
僕は恥ずかしながら最近知りました(;'∀')
インターネット上で企画をプレゼンし、一般の方から支援を募るというもの。
例えば、「映画を作成したい」とする人がいるとします。
しかし、映画を作るにはコストがかかります。お金はない。
そこで、SNSでその映画のプレゼンをすることで、もし共感してくれる人が集まれば支援金で映画を作成することができるといったものです。
正直考えたこともありませんでした。
弱肉強食ではなく、適者生存
いつの時代も弱いものがいなくなり、強いものが生き残るそんな時代が続いた。
いまの時代もある意味間違ってはいないが、大きく変わりつつある。
インターネットが急激に発展した今、昔の考えのままでは生き残れない。
今の変化に適したものが生き残れる時代に差し掛かっている。
著作権なしで皆が使っているという価値
10人が住む世界で1人の人が考え出した価値を10人が盗んでしまっては価値がなくなります。
しかし、1億人いる世界で1憶人の人がその人の考え出したものをパクれば、その人の考え出したことに価値が生まれる訳です。
1億人がパクるほどのものを考えたわけですから。
ようするに、著作権なしにすることでそこに価値が生まれるわけです。
そんな考えしたこともありませんでした。
インプット。インプット。インプット。
信用を稼ぐ 貯信
貯金ならぬ貯信。
今の時代は自分のやりたいことにお金を出す。
自分のやりたい事をやってお金を集める。
クラウドファンディングがそういったことです。
それには信用を稼ぐことが大事。貯信。
貯信をすることで自分のやりたいことができる。
時代は常に変化。貯金から貯信へ変わっていっているのかもしれない。
クラウドファンディングの価値は金額ではなく支援者数
例えば100万円を5人の人から集めるよりも、50人の人から90万円集める方が価値があるということです。
金額ではなく、自分を信用してくれている人数が多い方が価値がある。
自分の個性とは編集結果
今の時代何でも調べる事が出来ます。
世間の人がみんな色んな情報えることができてしまいます。
その中で差ができるのは、情報収集です。
そして行動。
なるほど(´・ω・)
インプット。インプット。インプット。
感想
キングコングの西野さん、梶原さん(カジサック)は今の時代の変化に合わせる反応が早いと感じました。
「革命のファンファーレ」今まさに時代が急激に変化している真っ只中。
この変化に1歩踏み出せないのは勇気がないからではない。
1歩踏み出すために必要なのは、ポジティブシンキングではなくロジカルシンキング
インターネットが普及した今、情報は誰にも手に入れられる。そして行動することが大事なんだと改めて感じました。
この本をおすすめする人
この本は今を生きる全ての人におすすめします。
特に古い考えから抜け出せずにいる人、何かに挑戦したい人、仕事で悩んでいる人に読んで欲しいです(^.^)